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我こそ乙女!! #5 おっぱいvs雄っぱい

12/03
【このお話の登場人物】
春輝 マサル(はるき まさる)
みんなのアイドル。
ジト目パッチリ、色白の肌、そして雄っぱいフェチ。。

ダニエル・マーガレット
放課後のホモセックスの相手を探し回っている。
今回はセリフなし。

浦島 恋次(うらしま れんじ)
春輝達のクラスメート。説明する価値なし。
 彼の名は「浦島 恋次」。自称・天下のカリスマ。この男については語りたくないが、仕方なく語る事にする。
 今日も今日とでこの男は、化学室への移動がてらに体育の準備に取り掛かっている女子達を覗き見ていた。こいつとは違うクラスなのだろう。彼女達はやたらに乳がデカい。艶かしく、上下に揺れる者がいれば、左右に揺れる者もいる。この変態な野郎は彼女達の乳で顔を大きく崩していた。

(うひひ・・・やっぱ女子は巨乳でなくっちゃーな~。一度でいいからあのデカいおっぱいを味わってみたいぜ♡よしっっ、こうなりゃオレは、卒業までハーレムを目指すっ!!)

・・・ウザイ。早く違う話に移りたい。

*****

 ところ変わって、この凄まじいほどの胸板の厚さ・・・

ババーーンッ

言うまでもなく、ダニエル先生のものだ。彼は今日も今日とで、放課後のホモセックスの相手を探しに回っている。見つかって大問題にならなければいいのだが。

(ダニエル先生・・・ダメ元で貴方の雄っぱいの間に埋もれてみたい・・・)

・・・と、廊下の隅で呟くのは我らの神・春輝。
 正直に言えば、先ほどのおっぱいも悪くないが、雄っぱいも捨てがたい。

*****

 また、ところ変わって昼休み―。

「よー、春輝!お前さ、おっぱい好きか?」
「? まぁ・・・正直大好物だが。」
「ちょうど良かった。オレんとこの部屋だいぶ散らかってたから、どっかに譲ろうと思ってたんだよ。」

 浦島が、深緑色の袋を出した。

「僕も、ちょうど読み終わった本があったので・・・」

 春輝は、黒色の袋。

「おっ☆さすが同士だね~。ありがたく受け取っておくよ。」
「・・・こちらこそ。」

 春輝が浦島から受け取った深緑色の袋からは巨乳アイドルのヌード写真集。
 そして浦島には、春樹からの黒袋から、ガチムチな男優が集うゲイポルノ雑誌があらわれた。

・・・二人はこう思った。

『何故、女のおっぱいなんだ・・・』

 と、春輝。

『何故、男の胸筋なんだ・・・』

 と、浦島。
 いくら同じ「おっぱい」とはいえども、男女が違えば当然。この二人の趣味が合うワケがなかった・・・。

#5 END
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プロフィール

真月院 流七

Author:真月院 流七
1月15日生まれ。
某ホテルでの正社員。主に食器洗浄の仕事をやってます。
習得資格は漢検2級。
趣味は漫画、イラスト、小説。

コメントは賞賛、叱咤激励など受付中。
当人および他者様への中傷はご遠慮ください。

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